5/26   落巣小雀騒動記 

 


 


さて、前回の続きです。

2週間くらい前、朝の散歩の時、路上でバタバタと羽ばたきしている
小雀を保護しました。雛と言うより、もう羽毛も生え揃っているようで、
小雀という感じでした。

多少は飛ぶものの、バタバタと1mくらいしか移動できません。
このままでは、危険なので、両掌で包むように抱えて、近くの草むらに
置いて立ち去ろうとしました。

しかし、その付近は猫の多い住宅街で、我が家からも100mも離れていない
場所で、よく状況もわかっています。いつ散歩していても、車の下や
ボンネットの上、草むらの中に猫を見かけないことはありません。

小鳥がバタバタやっていたら、猫の獲物になることは殆ど確実です。

草むらに移動はさせたものの、どうしようかと、数分の間逡巡していました。
草むらの中でもピーピーと鳴いていますし、その辺りだけでも10数匹は
いるであろう猫に襲われることは確実のように思われました。

果たして、その時、たまたま猫が向こうからやってきましたので、小雀の
方に行かないように追い払いましたが、もうこれはしょうがないな、
覚悟を決めなければならないなと決意しました。

ただでさえ、アカネの介護で疲れ気味なのに、これ以上厄介ごとは抱え
こみたくは無かったのですが、目の前の小雀を見捨てることは出来ません。

散歩途中だった幸丸を電柱につないで、先に小雀を保護して急いで家に
連れ帰りました。

b0201756_15401856.jpg



b0201756_15404475.jpg



b0201756_15411153.jpg



さて保護したは良いのですが、殆ど鳥など飼ったことが無いので、どうして
良いのか判りません。でも、こういう時ネットは便利ですね。
「落巣  雀」などの検索で、結構十分な情報が得られますね。

まずは、小鳥の餌など家にありませんから、ゆで卵の黄身と、ご飯粒をすりつぶした
ものを混ぜて与えます。何といっても体が小さく、片方の掌だけで包めるくらい
ですから当然口も小さい。爪楊枝の先端を少し削って平らな面を作り、そこに餌を
からめて与えます。嘴を開けない時は無理にもこじ開けて食べさせるとありましたが、
そんなこと出来るのかなーと思っていましたが、幸い雛が親鳥に餌をねだるように
くちばしをパクパク開けるので食べさせることは大変ではありません。

ただし、一口二口食べてもう口を開けない。数分して又ねだるので、一口二口。
また閉じる。の繰り返しで、もう殆ど付きっ切りで数分ごとに餌をやって
いなければなりません。

b0201756_15413171.jpg



b0201756_15414817.jpg



b0201756_1542393.jpg



可愛いことしきりですが、やはり幼鳥の面倒見は大変です。
2-3日後からは、ペットショップで買ったすり餌や、生きたミルワームという
虫をピンセットでつまんで与えるなどします。自分ではまだ食べることは出来ません
ので口の中に入れてやらならければなりません。

餌やりも面倒ながら、飛ぶ練習も必要と言うことで、居間をこの子に開放します
ので、チーちゃんや幸丸は完全シャットアウトです。チーちゃんは「獲物! 獲物!」
という目で突進してきますし、幸丸はさほどでもありませんが、バタバタと飛んできて
目の前に着地したら、パクッていきそうですし、危ないので彼らの方を
二階に隔離しました。

夜7時頃から明け方までは、手製の巣箱に入れてアカネネパパの寝室で寝かすので、
夜だけワンズも居間には入れます。アカネは常に居間に居ますし、動き回るので
小鳥を踏み潰したりしないか注意が必要ですが、小雀の動きも、アカネの動きも
そう活発ではないので、我々が注意していれば大丈夫です。

ただ我々も、少し席をはずしたあと居間に戻るときは注意が必要です。
うかつに歩くと我々が踏み潰したりする危険性があるので、部屋に入るときは、
まず小雀の居場所を確認してから、入るように常に気をつけなければなりません。
またフンも一日何十個もしますので、その除去も面倒ですね。


b0201756_1543579.jpg



b0201756_15431984.jpg



b0201756_15433813.jpg




さて、あれやこれやで、この先うまく放鳥できるのだろうか、と心配でいろいろ
ネット情報を検索すると、
まず、野鳥保護の「正式」な観点からすると、私の行為は「誤認保護」という
範疇に入るようです。

つまり、羽ばたいてバタバタとするようになった雀は落巣雀ではなく、巣立ち
中の雀であり、親鳥が近隣で見守っており、餌を運んだり、飛ぶ練習をさせたりと、
通常の子育て中の状態らしい。人から見るとかなり危険な状態だが、野鳥保護の
正式見解では、その状態のときに「蛇に襲われたり、猫や小動物に襲われても」
「自然の摂理」で「やむを得ないこと」としている。

我々は野生の鳥が無事巣立っていく様を目にすることが無いので、数字的には
知らないのだが、卵として生まれた雀などが、無事若鳥に成長できる確率は
相当低いらしい。従って「猫に襲われる」などは、日常茶飯事のことのようだ。
我々があまり目にすることが無いだけなようである。


b0201756_15435588.jpg

バタバタと羽ばたいて、カーテンにしがみつき、


b0201756_15442211.jpg

羽ばたいて、上に少し移動し、


b0201756_1546298.jpg

えっちらおっちら、ようやくカーテンレールにたどり着き、



b0201756_15491662.jpg

よっこらしょ!



b0201756_15501285.jpg




b0201756_15502964.jpg




まあ、とは言え、アカネネパパがその時点で、そういう知識を持っていたとしても、
外出先ならいざ知らず、家の近くなら、見過ごすことが出来ないのも当たり前だ。

家に連れ帰らないで、猫にも襲われないようにする方法も書いてあったが、
それば、想像を絶するほどの大変さだった。

簡単に言うと、親鳥がいつでも餌を与えられるような隙間のある箱のようなものを
用意して、それを元居た場所に置いて、猫などに襲われないように「常時」見張りを
続け、親が飛んでこないようなら、2-3時間おきに餌を与え、かつ極力少し離れた
場所で日中見守るというものだ。そして夕方には箱に入れて撤収し、翌朝また
同じことを繰り返すというもので、そんなこと、誰が出来るんだろう? 
というような内容だった。



さて、今日で保護後16日たち、自然に帰せるように環境も少しづつ
変えつつあるが、まだ飛翔力は十分ではなく、いつになったら
放鳥できるのであろうか。



b0201756_1551539.jpg



次回に続く。




[PR]
by akanenepapa | 2013-05-26 15:36


アカネとネネの家に溶け込んだ保護ワンコの日々


by akanenepapa

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ

全体
幸丸
アカネとチー
幸丸とロッキー
ブランカ
我家のワンコ達
アカネ
ロッキー
千葉わん
チーちゃん
タケル
未分類

以前の記事

2016年 06月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 06月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月

フォロー中のブログ

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

最新の記事

ブランカとのお別れ
at 2016-06-28 19:12
「ブランカとアカネネパパの1..
at 2016-06-23 20:05
「ブランカとアカネネパパの1..
at 2016-06-23 19:52
「ブランカとアカネネパパの1..
at 2016-06-23 19:37
2016年  謹賀新年  2..
at 2016-01-02 00:05

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧